イル・ド・フランス

パリから郊外に向かう道の両側に広がるのは素晴らしい森。様々な動物が棲息し、木々の葉は風にそよぎ、秋にはキノコや木の実が鮮やかな色彩で楽しませてくれる。
そんな森の中に点在する壮大な宮殿や庭園は、かつて反映を極めたヨーロッパ宮廷文化の名残を感じさせる。


イル・ド・フランス

ヴェルサイユ宮殿

マリー・アントワネットが暮らした王宮。ヨーロッパ最大級の規模を誇り、宮殿は2つの翼棟をもつ左右対称のバロック様式になっている。17世紀後半、太陽王類14世の絶大な王権の象徴として誕生。

イル・ド・フランス

フォンテーヌブロー

ナポレオンが愛した壮麗な城と深い森。パリの南東約70kmにあるイル・ド・フランス地方のフォンテーヌブローは、深い森と城で構成されており、王族たちの狩猟地として古くから親しまれてきた。今では高級別荘地として知られ、パリ市民が週末を過ごす憩いの場としても人気を集めている。